縄張り

朝、至近距離でやかましいセミが鳴いていた。
ミーンミーンミーンミーンミー

やかましいと思っていたら、その鳴き声がピタっとやんだ!

やんだと思ったら、そのセミが狂った・・・というより、
パニくった鳴き声をあげ始めた。

・・・
ミンミン・・・
ジージー・・・くぁwせdrftgyふじこlp;@

何が起きたのかと思っていたら、そのパニくった鳴き声が次第に近づいてくる。

わけがわからん!
一体、何が起きているんだ?

俺まで釣られてパニくりそうになりながら、そのパニくった鳴き声の方向を見ると、
親父殿がセミをムギュっと掴んでいた。

「この野郎、うるさいから建物の裏側に放り出してやる!」

哀れなセミ君が縄張りを主張していたベランダは、親父殿の縄張りでした。
親父殿、強えeeee!

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