仮説と検証

サトラレの説明
彼らは1千万人に1人の確率で生まれてくるといわれています〜
口に出さなくとも思ったことが周囲50mにつつ抜けになってしまう謎の奇病〜
それは常人とはかけ離れた意志の強さ あふれんばかりの情念が 結果として まさに水がめの水があふれ出すがごとく
思念波となって外にもれ出てしまうからだ といわれています
事実 彼らは例外なく天才であり あらゆる分野ですばらしい業績をのこしています〜
政府はサトラレの能力が人類共有の財産であるとし いくつかの措置をとりました
たとえば彼は自分がサトラレであることを知りません
かつてそれを知らされノイローゼになり ついに自殺したサトラレがいたことから
常に私たち数人のシークレットサービスが極秘警備に付いています
主な任務はサトラレにサトラレであることを悟られないことです

以上 サトラレ 1巻から引用

・・・だそうだ。
昔から疑問に思っていた・・・
俺は、ひょっとして、サトラレなのではないか?
思い当たることが多すぎる・・・
ただ一点、サトラレは皆、優秀な頭脳を持つということを除けば・・・

昔から、エロいことを考えると、必ず周りに見抜かれた。
確かに、それが表情に表れることはあろう。
しかし、表情が緩んでいるだけで、それをエロ妄想中だと見抜ける洞察力を持つ人間はかなり限られるはずだ。

また、自分で言うのもなんだが、杉○は、女性に対しては、かなりの奥手だ。
だが、不思議なことに、今まで好意を持った女性は、ほとんどが、話し相手くらいにはなってくれた。
無意識のうちに、アプローチをかけるような行動をしていたという可能性もあるが・・・

そして、昔いた会社で密かに憧れてた年上のお姉さん。
彼氏持ちということはチェック済みだったので、特にアプローチなどはかけていない。
せいぜい、みんなで昼飯食べに行く機会をつくってついでに誘ったりとか、掃除当番の時にいつもより早起きしたりとか、洗い物を代わりにやってあげたりとか、一般常識レベルの気の使い方・・・その程度しかやってない。
が、その後、みんなで飲んだ時、
「杉○さんがY子さんを大好きだったって、超有名だよ」
って言われた・・・
おかしい。どこから秘密が漏れた?
いや、そもそも、誰にも話してないぞ・・・

それだけじゃない。小学生の頃の先生、会社の上司、そして親。
俺に説教する人間は、なぜ、俺の考えてることが手に取るように分かる?
人生経験の差かと思ったが・・・
いくらなんでも、俺の考えが筒抜けすぎだろ?

サトラレは、天才ではないのか?
サトラレは、本人がサトラレだと気づかないようにするため、法律で保護されているのではないのか?
いや、待て待て。その話はそもそもマンガの世界の話だ。
マンガの世界においては、サトラレは国益をも左右するほどの優秀な人間ばかりだ。
ところが、おそらく、俺には国益を左右するほどの能力はないし、そんな凡人を守るためだけに法律をつくって莫大な予算を使えるとは考えられない。
なので、俺がサトラレである可能性とは矛盾しない。

これらのことにより、杉○はサトラレではないかという仮説が成り立つ。

うーむ。そうか。
俺はサトラレか。
俺はサトラレとは会ったことないので、他人の頭の中身などは知らない。
が・・・とりあえず、健康な男の性欲は、凄まじいものがある。
そして、特に妄想癖の強い杉○が繰り広げるエロ系の妄想が
サトラレの特徴である思念波でばら撒かれると・・・女から見たら、歩くセクハラじゃん・・・

杉○がサトラレであるという仮説が正しいとすると、
無差別にばら撒かれるエロ妄想に対して、強い不快感を示す人もいるはずだ。
もし、マンガのように法律で規制してしまえば、サトラレである杉○に対して、苦情を言うことはできなくなる。
しかし、多くの人にその法律を守らせるためには、その法律が一般に知られていなくてはいけない。だが、少なくとも杉○はサトラレ保護法の存在は知らないし、世間が杉○に対して、そのような法律の存在を隠すのは不可能である。
ということは、サトラレ保護法は実在しない。
サトラレ保護法が存在しないということは、サトラレを守る法的な義務はないので、
むしろ、杉○はセクハラで訴えられる可能性も出てくる。
だが、今までセクハラで訴えられた経験はない。

ゆえに、俺はサトラレではない・・・ということでいいのかな?

いろいろと妄想が爆発しているような気がするが・・・俺って、暇なんだな。

スキー

サラリーマンスキー

友達の友達の方々から、スキーに行かないかとお誘いをいただいた。
しかし、職場のプロジェクトは、今が山場。本当に行く時間あるのか?
そうだ! 仕事帰りに直行しちゃえ!

かくして、リゾートの街越後湯沢に場違いな格好で現れた企業戦士サラリーマン!
御用とあれば、いつでも、どこでも、戦闘用スーツ「セビロ」を身に纏い、今日もストレスと戦う。

ぐはは。ストレスなんぞ、俺の必殺技で吹き飛ばしてくれよう!

・・・っぐ・・・しまった!
前が見えん!
うぎゃぁぁぁ・・・

この技は、サラリーマンスキークラッシュというカッコいい名前をつけていただきました。
敵を「クラッシュ」するのではなく、自分でクラッシュするところがちょいと新鮮・・・