初恋の人にメールを出してみるテスト その1

 昔、漫画家の山田玲司が「Bバージン」というマンガを描いてた。女が一割以下という工学部の学生達の間では、恋愛のバイブルのような扱いをされていた、ある意味、名作だ。
その中に、「オリジナル女」なる話があった。要は、男にとって、思春期に好きになった女は、甘酸っぱい思い出に混じって忘れがたい存在になる。そして、所詮、その後に好きになる女というのは、男にとって、その女の面影を求めているだけのイミテーションにすぎない というものだ。
完全には同意しかねるが、確かに思い当たることは多い。

 さて、この間、初恋というのか微妙だが、ガキの頃に好きだった人が、あるサイトに本名で登録しているのを見つけた。ありがちな、「みんなどうしてるのかな? 連絡ください。」といったメッセージが書いてあった。
向こうは、杉蔵のことなんて、顔と名前くらいしか覚えていないだろう。そして、いつか、同窓会で会った時は、長い年月とメイクのせいで、別人のような顔になっていた。
だから、今更、特別な感情はないつもりだ・・・そのつもりだが、やっぱり、なんか気になる・・・

 とりあえず、「今度、気が向いたら、飲みにでもつきあってよ」とメールを出してみた。まぁ、久しぶりに会って、ちょこっと話しながら飲めたら楽しいかなって感じだ。

 さて・・・一日、二日、三日・・・経ったが、全く反応がみられない・・・スルーされたかな?
_l ̄l○
まぁ、何年も会ってない古い知り合いの扱いなんて、こんなものだろう。

 まぁ、もし、「その2」があったら、またここで書こう。
なんにせよ、何をやってもオチがつく、この天然ボケ杉蔵。
さて、恋の花が咲くか、それとも、笑い話に花が咲くことになるのか・・・
どうなることやら。